ライターの山口(@Yamayou3fine)です!
ぼくはもともと、理学療法士の仕事をしています。
ですので、理学療法士の知識を活かして
健康やカラダのことを主に書いていきます。
みなさんは、
「運動は健康のために大事!」
とは思っていても
なかなか習慣にすることが難しい
って感じていませんか?
とてもお気持ちわかります。
運動することってキツいし、
めんどくさいし……。
運動を普段の生活に取り入れていくためには、
まずそのメリットを知ることが大事です。
この記事では
運動は健康のために大事だとは漠然と思っているけれど、
どういう風に大事なの??
と思っている方に向けに書きました。
この記事を読んだ後に、
「よし!少し運動してみるか!」
となるように、
運動のメリットについて3つお伝えします。
メリット①「ダイエット」にいい!
ダイエットのために運動することは理にかなっています。
体重を落とすためには、
摂取カロリーが消費カロリーを下回る必要があります。
この消費カロリーを増やすためには
体を動かすことが効果的です。
体を動かすためには、
エネルギーを必要とするからです。
事実、1日の中で体を動かす量が多い人ほど
痩せているという研究データもあります。
カナダのプリンスエドワードアイランド大学の研究チームは、
180名の男女を対象に
1日の歩数と肥満度
生活習慣病の持病率の関係性を調べています。
その結果、1日の歩数が多い人ほど
肥満度が小さいという関係性があることが確認されました。
(参考文献:Catherine B Chan)
ということは、
運動していたほうが痩せやすいということですね。
カナダ人が研究対象となっている研究であることからか、
BMIが平均29前後の方が多いようです。汗
(日本人の平均BMIは23前後といわれています。)
ダイエットするためには、
運動だけじゃなくて食事管理も必要になりますが
ここでは割愛しますね。
結論として、
運動はダイエットのためにやっておきたい
一つの手段であるということです。
メリット②「心」にいい!
「体を動かしたら、気持ちもスッキリした。」
皆さんもこのような経験があるのではないでしょうか?
実は運動すると、心に対して良い影響があります。
運動が心へどのように影響するか
明らかにしている研究もあります。
フロリダ州立大学の研究チームが
2020年に発表した研究論文の内容を紹介します。
男女66名を対象に
有酸素運動(30分間のサイクリング)が心に対して
どのような効果があるか調べています。
この研究の対象者は心理検査の結果
3割の人が抑うつ症状を持っていました。
研究の結果は、
それぞれの人の抑うつがある・ないに関わらず
運動をした後には気持ちが前向きになっていた
ことが分かりました。
(参考文献:[CJ Brush](https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1755296620300235#!))
以上より、運動をした後に気持ちがスッキリする現象は、 研究でも明らかになっているのです。
運動をすることで、気持ちも前向きに生活しやすくなるでしょう。
メリット③「健康長寿」をのばすことができる。
「健康寿命」とは、
元気に生活できる期間のことです。
普通の「寿命」は
生きている期間のことを示しますが、
寿命のなかでも
元気でいられる期間のことを
「健康寿命」といいます。
運動をすることで
健康寿命を長くすることができそうですよね。
実際の研究で調べているものもあります。
アメリカ・メリーランド州の
国立がん研究所所属の研究チームが
2020年に報告した論文では、
以下のことが分かりました。
1日の平均歩数が8000歩の人は、
平均8000歩以下の人と比べて、
約10年間での死亡率が低い、
というような結果だった。 (参考文献:Pedro F. Saint-Maurice)
上記の研究では、
健康寿命ではなく、
寿命で確認していますが
寿命が長くなると健康寿命も長くなる
というような関係性があります。
ですので、
やはり運動をすることは、
健康寿命をのばすことができる効果
があるといえるでしょう。
以上、運動をした方がいい
3つの理由についてお伝えしました。
運動は健康のために、
全人類がやっておいた方がいいです。
ですので、今後ぼくのブログでも効率的な運動の方法や、
効果について紹介していきますね。
それでは
最後まで見ていただき、ありがとうございました。