今すぐ運動をした方がいい、3つの理由

2022年7月31日

ライターの山口(@Yamayou3fine)です!

ぼくはもともと、理学療法士の仕事をしています。
ですので、理学療法士の知識を活かして
健康やカラダのことを主に書いていきます。

みなさんは、
「運動は健康のために大事!」
とは思っていても

なかなか習慣にすることが難しい
って感じていませんか?

とてもお気持ちわかります。

運動することってキツいし、
めんどくさいし……。

運動を普段の生活に取り入れていくためには、
まずそのメリットを知ることが大事です。

この記事では
運動は健康のために大事だとは漠然と思っているけれど、
どういう風に大事なの??

と思っている方に向けに書きました。

この記事を読んだ後に、
「よし!少し運動してみるか!」
となるように、
運動のメリットについて3つお伝えします。

メリット①「ダイエット」にいい!

ダイエットのために運動することは理にかなっています。

体重を落とすためには、
摂取カロリーが消費カロリーを下回る必要があります。

この消費カロリーを増やすためには
体を動かすことが効果的です。

体を動かすためには、
エネルギーを必要とするからです。

事実、1日の中で体を動かす量が多い人ほど
痩せているという研究データもあります。

カナダのプリンスエドワードアイランド大学の研究チームは、
180名の男女を対象に
1日の歩数と肥満度
生活習慣病の持病率の関係性を調べています。

その結果、1日の歩数が多い人ほど
肥満度が小さいという関係性があることが確認されました。
(参考文献:Catherine B Chan

ということは、
運動していたほうが痩せやすいということですね。

カナダ人が研究対象となっている研究であることからか、
BMIが平均29前後の方が多いようです。汗
(日本人の平均BMIは23前後といわれています。)

ダイエットするためには、
運動だけじゃなくて食事管理も必要になりますが
ここでは割愛しますね

結論として、
運動はダイエットのためにやっておきたい
一つの手段であるということです。

メリット②「心」にいい!

「体を動かしたら、気持ちもスッキリした。」

皆さんもこのような経験があるのではないでしょうか?

実は運動すると、心に対して良い影響があります。

運動が心へどのように影響するか
明らかにしている研究もあります。

フロリダ州立大学の研究チームが
2020年に発表した研究論文の内容を紹介します。

男女66名を対象に
有酸素運動(30分間のサイクリング)が心に対して
どのような効果があるか調べています。

この研究の対象者は心理検査の結果
3割の人が抑うつ症状を持っていました。

研究の結果は、
それぞれの人の抑うつがある・ないに関わらず

運動をした後には気持ちが前向きになっていた

ことが分かりました。

(参考文献:[CJ Brush](https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1755296620300235#!))

以上より、運動をした後に気持ちがスッキリする現象は、 研究でも明らかになっているのです。

運動をすることで、気持ちも前向きに生活しやすくなるでしょう。

メリット③「健康長寿」をのばすことができる。

「健康寿命」とは、
元気に生活できる期間のことです。

普通の「寿命」は
生きている期間のことを示しますが、

寿命のなかでも
元気でいられる期間のことを
「健康寿命」といいます。

運動をすることで
健康寿命を長くすることができそうですよね。

実際の研究で調べているものもあります。

アメリカ・メリーランド州の
国立がん研究所所属の研究チームが
2020年に報告した論文では、
以下のことが分かりました。

1日の平均歩数が8000歩の人は、
平均8000歩以下の人と比べて、
約10年間での死亡率が低い
というような結果だった。 (参考文献:Pedro F. Saint-Maurice

上記の研究では、
健康寿命ではなく、
寿命で確認していますが

寿命が長くなると健康寿命も長くなる
というような関係性があります。

ですので、
やはり運動をすることは、
健康寿命をのばすことができる効果
があるといえるでしょう。

以上、運動をした方がいい
3つの理由についてお伝えしました。

運動は健康のために、
全人類がやっておいた方がいいです。

ですので、今後ぼくのブログでも効率的な運動の方法や、
効果について紹介していきますね。

それでは
最後まで見ていただき、ありがとうございました。

  • この記事を書いた人

ゆうや

『まずは自分を大切に!徐々に他者貢献をしていこう!』をモットーに資産形成と健康に関する情報を発信しています。 【経歴】 地方の総合病院で理学療法士業開始→保健学大学院卒業 保健学修士取得(在職中)→都内の自費リハビリ施設へ転職 NISAとiDeCoの運用 4年目 【資格】 FP3級、保健学修士、認定理学療法士(神経筋障害領域)

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